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7月21日に衆議院が解散し、国内政治は8月の総選挙に向けて一気に選挙モードになっていますが、
党の勢力争い云々より、国としてのコンセプトを明確にし、とにかく経済建て直しのために強いリーダーシップを期待したいものです。
さて、今月は7月に実施した社内の5S研修及び社内の改善状況を紹介します。
今回は初めに「5Sとはなにか?なぜ5Sか?」ということを習得し、実際にその取り組みとして
社内の改善を進めました。
下の写真で、左側が改善前、右が改善後です。
左の写真は2008年4月時点の弊社工場内の様子です。その後何度も改善を繰り返し現在に至ります。
【工場内入り口休憩所付近】
油置き場や出荷の製品などごちゃごちゃしており、ラインや置き場の表示もありませんでした。
心なしか明るい印象を受けます。

BEFORE AFTER

BEFORE AFTER
【西シャッター出入り口より】
箱の直置き、仕掛品が山のように機械脇に置いてあり、見通しも悪くなっています。
作業効率も良くありません。

BEFORE AFTER
【加工機J-1】
加工機の脇には作業者が埋もれるくらい空箱が積んでありました。倒れてきたら危険です。
作業台の整理もされていません。

BEFORE AFTER
【X-150 量産ライン】
仕掛の箱がバラバラです。このラインでは、形状が良く似ていてるが品番違いの製品が3種類流動していますが、以前は混入等の事故も少なくありませんでした。現在は製品によって色分けされ、どの製品が加工されているのか一目瞭然です。

BEFORE AFTER
【工場外北】
産廃や空箱が置いてありました。玄関先はもちろんお客様の出入りするところですから当然きれいにしているのですが、
こういった見えないスペースをしっかりと整理されているかどうかがその会社の管理状態をあらわしているのではないかと思います。

BEFORE AFTER
5S活動が単に工場をきれいに整理整頓することではなく、その取り組みを通して自発的に
作業現場を改善していく意識が、仕事へのやる気や意欲につながっていくものだと思います。
全員参加で行うことにより会社としてのチームワーク力がさらに上がっているように感じました。
編集 荻原利一
これらは社内改善のほんの一例ですが、現場で作業をしている見慣れた風景が改善前と改善後を見比べると、どれだけ乱雑に物が置かれていたのと、不明品等の多さに驚きます。
5Sを常に意識し、改善を行っていますが「当たり前の事を当たり前にやる」ということの難しさが分かりました。
今後も現状に満足する事無く、作業効率、安全性、品質向上に有効な改善を進めて行きたいと思います。 |
製造課 課長 柳沢 裕之 |
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